虐待の証明(映画)
「虐待の証明」という韓国映画を観ました。
題名からしてわかるように実際にあった児童虐待のもとに描かれてるドラマです。
簡単にあらすじを書くと、母親から虐待を受けて育ったペク・サンアが同じく虐待を受けているジウンという少女と出会います。ジウンは身体が傷だらけでお腹も空かせており明らかに虐待だとわかるんですが、サンアが少女と過去の自分と重ね手を差し伸べようとする…って感じのお話です。
児童虐待っていう題材なので内容もそれなりに暗く重い内容となってます。
とにかくジウンの父親と継母の2人にムカつきます!
真冬の寒い中(韓国は真冬は-10度とかいく日があるって聞きます)薄着でろくに食事も与えず、暖房がない冷たい真っ暗なバスルームに閉じ込めたり、ベランダに両手両足を縛って放置したり…。
継母が飼ってる犬だけは可愛がる姿に「は、なにこいつ」でした。
父親も父親で働きもせず1日中ネットゲームをしてて、頼んでもないのに前の女が勝手に子供を産んだと言い放ちます。
なら、子供が出来ないように配慮するべきだし、責任のなさに始終ムカムカしました。
最終的にはクソさ加減が垣間見える事を言います…。
ジウンが大人にビクビクしてる姿は本当に心が痛みました。
そんなジウンでも、ふとしたことからサンアの優しさに触れ、徐々にサンアを慕っていきます。
サンナの方も過去にあったことで硬く閉ざした心を少しずつ開いていきます。
サンアとジウンの同じ境遇だからこその絆というものが感じられた作品でした。
2人の【お互いを守る】という言葉はすごく印象に残りました。
児童虐待は日本でも本当にあった事件をもとに製作されている作品もあるようにどこの国でも起こっている事なんだなーと。
自分より弱い相手にだけ強い人っていますよね。
サンアがどのおようにジウンを救ったのか、2人の未来はどうなるのか。
内容が内容だけに面白いとは言えないんですが、UーNEXTとAmazonプライムでどちらも観放題で配信されてるので、ちょっと重めの話が観たい方、気になった方は是非観てみてください。